広告の品質が重要
リスティング広告は、検索連動型広告とも呼ばれるように、ユーザーが検索した検索結果に、広告のタイトルと説明文が表示されるといったシンプルなものです。シンプルなだけに奥が深いのですが。。。
Yahoo!リスティング広告にも、Googleアドワーズにも、広告の品質(品質インデックス)というものが存在します。
品質インデックスは、広告のクリック率が大きく左右しているといわれていて、表示回数に対してクリックされる確率の高い広告は、品質が良いと判断されます。(品質インデックスを決める要素はクリック率だけではありません。)
そして、品質インデックスが高ければリスティング広告のクリック単価が安く掲載できることになるのです。(もしくは同じ単価でも掲載順位が上位になる)
(入札単価)×(品質インデックス)=掲載順位を決める!
例えば、検索エンジンの検索結果に、気になるような(魅力的な)タイトルと説明文があれば、クリックしたくなりますよね。
もちろんそれがすべて、検索ユーザーにとって良い広告かといえばそうではないのですが、少なくとも広告と説明文を見て自分が探していたものと違うと判断すれば、その広告はクリックしないはずです。
ですので一般的には、
(よくクリックされる広告)=(検索エンジンのユーザーにとって良い広告)
となり、広告の配信側としても良い広告の露出を増やすことが、ユーザーの為にもなり、自身の為にもなる(クリックが多ければYahoo!の収入が多くなる)ので、クリック率の高い(品質インデックスの高い)広告作成を目指す必要があります。
しかし、タイトルと説明文は文字数が限られていて、しかも他の競合の広告と比較されるので、クリックしてもらえるよう商品やサービスをアピールするのは簡単ではありません。
クリック率がよくても・・・
ただし注意をしないといけない点は、品質インデックス(クリック率を上げる)ばかりに注力して、実際とかけ離れた誇大な広告文を作成すると、コンバージョンにつながらないユーザーもサイトに呼び込むことになります。そうなれば当然顧客獲得コストは高くなってしまいます。
また、ユーザーは一言一句すべての検索結果を見てるわけではなく、自分が探しているものとマッチしているサイトを瞬時に読み飛ばしながらクリックしているので、いかに広告のリンク先を端的に表した広告にすることがポイントです。
リスティング広告作成のコツ
タイトル作成のコツ
やはり最重要なのは、キーワードをタイトルに含めることです。
クリック率という観点からも、検索したキーワードはハイライトされ太字で表示されるので、瞬時に読み飛ばすユーザーの目を引くにも重要です。
広告文作成のコツ
ユーザーは広告を読み比べながら探しているので、他の広告(他社)に勝てる要素を打ち出すことが必要です。もちろんそれには、自社のサービスや商品の強みを十分に把握している必要があり、他の広告がどんな要素を打ち出しているのが(「値段が安い」「品質が良い」「送料が無料」など)を知る必要があります。
最適な広告は検証の中で生まれる
同業種で扱う商品がほぼ同じような会社同士が、同じキーワード・広告文のリスティング広告を運用しても違う結果が出ます。これは、それぞれにサービスの強みが違ったり、サイトのデザインや導線が異なる為です。ですから自社にとっての最適なリスティング広告の運用は、最初から正解は存在しません。ABテストなどの検証を繰り返し行うことによって、最適な広告が生まれるのです。
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